はじめに
タイミング法、人工授精を経て、体外受精にステップアップしました。体外受精まで来るとは自分でも思ってみませんでした。それまでは「妊娠」に対して楽観的なところがあったと思います。ステップアップを決断することで、ようやく本腰を入れて不妊治療をやっていかないといけないという覚悟ができました。
今回は体外受精で行われる「採卵」について振り返ります。
この「採卵」が不妊治療の中で最も辛かった記憶があります。
この時期は精神的にも辛い時期で、記事を書けるほどの余裕はもちろんなく、振り返ってみてもあまり記憶がありません。。。そのため、本記事では詳細部分が省かれている部分が多くある点や治療内容が曖昧になってしまう点がある旨をご了承ください。
【注意】
治療には身体のコンディションや個人の希望、クリニックの方針などが影響します。本記事はあくまでも私の体験をベースにしていますので、その点留意ください。また、私自身は医学的な知識を持っていない素人です。あくまでも素人の体験談としてお読みください。
前回の記事はこちら
体外受精の流れ
まず、体外受精の概要と流れをざっくり説明したいと思います。
体外受精は、排卵直前に体内から取り出した卵子を体外で精子と受精させる方法です。
体外受精では、排卵誘発により複数の卵胞を十分に大きくなるまで育てた後、「採卵」で取り出した卵子と精子を受精させます。我が家の場合は、顕微鏡下で精子を細いガラス針で卵子の細胞質内に直接注入し受精させる「顕微授精」(体外受精の一種)の方法が取られました。
〜私が経験した体外受精(顕微授精)のざっくりとした流れ〜
1.クリニックが実施する体外受精の説明会に参加(我が家は夫婦で参加)
2.体外受精前の検査(感染症検査、甲状腺・基礎ホルモン検査、AMH、血圧、血液検査一般、精液検査、身長体重など)
*不妊治療初期段階で実施済の検査を含みます。検査済の場合、検査日から期間が空いていなければ再検査は不要でした。
3.医師からの説明と体外受精に関する同意書の提出
4.排卵誘発(アンタゴニスト法)
5.採卵
6.顕微授精
7.胚移植(凍結胚)
8.妊娠判定
ちなみに説明会から採卵(1〜5)までに要した期間は1ヶ月程度で、通院回数は計10回程度でした。
(通院回数や費用については別の記事でじっくり書こうと思います)
排卵誘発
私の場合はAMH検査の結果なども踏まえてアンタゴニスト法という方法で誘発を行いました。
採卵時の年齢は34歳です。
月経3日目までに受診し、それから卵胞の成長を促進するためにゴナールエフ注射を約1週間、1日1回打ちました。ゴナールエフについては通院の負担を減らすため、自己注射を選択しました。また、排卵日前には排卵を抑制するガニレストという薬も自分で注射しました。
この自己注射ですが、初めはとにかく怖かったです。クリニックで打ち方を丁寧に教えていただけますが、医療関係者でない私が自己注射なんてできるのかと。注射の仕方の動画も何回も見ました。
初日は意を決して注射をお腹に刺しました…痛みはあまり感じませんでした。
その後、連日打っていると慣れてきました。毎日打つことになるので、打つ場所をちょっとずつ変えるほうが良いとのことでした。
採卵当日
採卵は静脈麻酔下で行われました。そのため、当日は朝から水分・食事を一切摂らないように指導されました。
準備を整え、採卵室に入り、静脈麻酔を打ってもらいました。その後の記憶は全くありません。気づいたらベッドの上で寝ていました。痛みも感じませんでした。
採卵自体は時間にすると15分程度とのことでした。
その後、2時間程度クリニックで安静にしていました。採卵後は仕事を控えるようにも言われていました。あっという間に終わったという印象です。
旦那さんについては、採卵日2日前から精液をなるべく無菌にするための抗生物質を飲みました。精液の採取は自宅で行いました。精液の状態によっては途中で呼び出しがある可能性があるとのことで当日は連絡が取れる状態にしておいて欲しいと言われていました。
「採卵」で大変だったこと
採卵で大変だったことは仕事と通院の間でのスケジュール調整です。
採卵前の通院は週2〜3日程度で、近い日付を指定して来院するよう言われることも度々ありました。また血液検査があることも多いため、夕方であっても早めの時間の来院が求められました。
そして、何より採卵日・時間が直前まで分からないというのが一番のストレスになりました。採卵日は卵胞の成長具合に左右されるため、日にちが決まるのは採卵日の2〜3日前です。しかも、クリニック側で採卵日・時間が指定されるため、これに合わせてスケジュールを調整する必要もあります。
私の場合は、在宅勤務も多く、割と自信でスケジュールを組むことができる仕事であったため、なんとか乗り切ることができましたが、大事な予定と重ならないかヒヤヒヤしていました。
通院スケジュールについてはこちらをご覧ください。
採卵結果とその後
結果的に私の場合は7つの卵子を採ることができました。
その後、受精→胚移植という流れが続きます。
こちらについては「その2 顕微授精編」をご覧ください。





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